よし、地球の反対側まで行ってみるか!という決心がついた方がはじめに迷うのは、どういう風に旅を組み立てようかという事だと思います。
旅行会社のパンフレットをもらいに行く。ネットで大手の旅行を探してみる。現地手配の旅行会社のホームページを見てみる。航空券の値段を調べる。など。
色々方法はあると思うのですが、どう言う形で旅行をするか迷っている方は参考にしてみてください。

ペルー旅行を3種類に分けると、グループツアー、個人旅行、バックパッカーです。

それぞれメリットとデメリットを見ていきましょう。


グループツアー(団体旅行)
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大手の団体旅行は主にJTB、阪急交通社、クラブツーリズム、HIS等があります。10~20人ほどのグループで、添乗員さんが日本から最終日まで一緒についてアテンドしてくれます。ペルーにつくと、現地のガイドが遺跡や観光のご案内をしていきます。


メリット
・添乗員がお世話してくれるので、飛行機の乗り継ぎや現地で困ったことがあっても安心。
・スペイン語や英語がわからなくても大丈夫。
・ロスバケや盗難、病気になった時などの手続きや手配のお手伝いをしてもらえる。
・日本語ガイドが案内することが多いので観光地の説明がよくわかる。
・ランチや夕食がついているのでレストランを選んだり料理を悩むことがない。 
・キャンペーンやモニターツアー等破格の値段でツアーに申し込める時がある。
・大手がまとめて飛行機のチケットをおさえるので、個人旅行に比べ比較的料金が安い。
・ツアーに大事な観光地が盛り込まれているので、色々なことろに連れて行ってもらえる

デメリット
・予定の時間が決められているのでお気に入りの観光場所でのんびりしたくても出来ない。
・トイレや飛行機のチェックインなど人数が多いと自分が終わっても待つ時間が発生する。
・個人的に行ってみたいレストラン・観光地があっても行くのが難しい。
(ツアー離断届を出して自己責任の下に行動することを許可される時もあります。)
・博物館にも入場したいけど外観のみ、下車したいけど車窓のみという事がある。
・レストランでは全員一緒に同じテーブルを囲むので慣れるまで緊張する人もいる。
・乗り継ぎ経由や所要時間がハードでもパンフレット上だと気づきにくい。
・現地のペルー人とのコミュニケーションが少ない

何かトラブルに巻き込まれたら・・・
日本からついてきてくれる添乗員さんに相談を!



個人旅行
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個人旅行は航空券やホテルなどはご自身で予約しペルーの現地の旅行会社に送迎やツアーを頼む方法と、日本の旅行会社に個人手配を申し込みパッケージになっているものを利用する場合とあります。
1人や2人で申し込まれる方が多くペルーについたら専用車で送迎したり、ツアーは混載かプライベートか、英語ガイドか日本語ガイドか選べます。

メリット
・送迎がついていることが多いのでホテルや空港まで行く時は安心
・個人的な要望を前もって相談して日程やツアーなどアレンジすることが出来る
・日本語ガイドか英語ガイドかドライバーのみか、混載か個人にするか選ぶことが出来る
・リサーチしたレストランで自分で決めたものを食べることが出来ローカル感を味わえる
・現地の旅行会社がお手伝いしてくれるので、トラブル、盗難、病気になった時やストライキによって電車が止まっている時なども教えてくれ安心できる。

デメリット
・ホテルや空港では基本的に自分でペルー人に聞いたりお願いする必要がある。
・ある程度日程や、距離感など自分で下調べが必要になる
・フリータイムが多い時は自分の足で観光地に行ったり、そこまで行く手段を自分で考えなければいけない。
・現地の人はスペイン語なので何か聞きたい時不便を感じる
・一人で旅をしていて、送迎も現地ドライバーのみだと心細くなることがある

何かトラブルに巻き込まれたら・・・
ツアーを申し込んでいる現地の旅行会社に連絡を!




バックパッカー
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スーツケース持たないで大きなリュック一つで世界中旅してます。というようなツアーなどには申し込まず飛行機、宿、観光地まで全てご自身の力でやってみたいという冒険大好きなかた向けの方法です。

メリット
・時間に縛られず行きたいところへ自分のタイミングでいくことが出来る
・一般市民の生活を覗き見出来るのでその国の文化が一番体感しやすい
・安い宿などを探すためあまりお金をかけずに旅行できる
・何かトラブルが起きても自分で解決していくので、スリル感満載で乗り越えた時の喜びが大きい
・現地の人とコミュニケーションしやすい

デメリット
・ある程度の計画を自分でたてても急なストライキや便のキャンセルの時に、全て自分でチケットを取り直したり問い合わせをしたりしないといけない
・安い宿を求め危険な地域に宿泊することが多く、治安に特に気をつけなければならない
・ペルーでは外国人の旅行者に対しての犯罪も多いので危険を感じる
・スペイン語を話せないとタクシーなどでぼったくられる可能性が高い
・注意してくれる人がいないのでよく事前に調べて、全ての行動に責任を持たなければいけない

何かトラブルに巻きこまれたら・・・
在ペルー日本領事館に連絡を!



【終わりに】
3つの旅行の楽しみ方の方法をメリットとデメリットに分けて見ていきましたが、どの形でペルーに行くか決まりましたか。
まとめるとこのようになります。

★グループツアー
自由は少ないが、いつでも困ったときは添乗員に相談できるので安心感があり、ガイドも観光地を案内してくれる。

★個人ツアー
食事代なども含めて計算すると高額になるが、ツアーをアレンジ出来るので自分なりの旅行が出来る。

★バックパッカー
危険と隣合わせなので注意が必要だが、自由度は高く現地の様子を身近に体感できる。

ご自身に合った形で一番楽しめる旅の形を選んでください!