リマ市内を観光していると旧市街や新市街によって街の雰囲気や建物があまりにも違うので驚かれる方が多いです。まあまあ治安の面でもしっかりしている地域に住むには、いくらぐらいあればいいのかな?というご質問を頂くことが多いです。
首都リマに住みたいと思った時はまず支払うべき家賃の額を考えなくてはいけません。家賃は月給の40%以内におさめなくてはいけません。

ペルーの不動産会社の観点から住居の賃貸価格と必要給与額について見ていきましょう。


【リマの人気が高い地域の家賃平均と必要給与額】
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サンイシドロ地区    家賃 $1055  給与 $2678
ミラフローレス地区   家賃 $1009  給与 $2523
バランコ地区      家賃 $667  給与 $1667
ヘススマリア地区    家賃 $521  給与 $1303
サンボルハ地区     家賃 $519  給与 $1299
サンティアゴスルコ地区 家賃 $503  給与 $1259
ラモリーナ地区     家賃 $477  給与 $1193
サンミゲル地区     家賃 $445  給与 $1113
セルカードデリマ地区  家賃 $309  給与 $774 


(Sociedad Peruana Bienes Raices 2019より)

現在リマの高中流地域に住んでいる人は月額$800~$2700ぐらいのお給料はもらっているという事になります。

首都リマはラテンアメリカの中でもっとも高い給与額をもらえる都市だと言われています。

〔給与平均〕

1位 リマ       $1232
2位 メキシコ     $1203
3位 ブエノスアイレス $1026


しかし、国が定めた最低賃金が月額およそ$300
随分、差がありますね。すごい格差。リマの平均給与の1/4です。
最低賃金の職種についている人は上記の地域に住むチャンスはほぼ無いということです。

不動産スペシャリストは、2DLK、3DLKのアパートを2人でシェアする形を勧めています。そうすれば、半分の金額で賃貸出来るからです。
しかし、一緒にシェアしていた友達が引っ越したからもう、同じアパートにはいられなくなった。同棲していた彼と半分づつ家賃を払っていたけど、彼が仕事を辞めたから払えなくなって。。と、色々なトラブルを実際耳にします。

リマ全体の賃貸アパートの平均は2885ソル(約$850)です。

しかし、中流階級だけの60㎡のアパートに限定すれば平均月額家賃は$492です。だいぶ住みやすくなりますね。




【アパート賃貸平均価格別の地域】

$1000以上
ミラフローレス、サンイシドロ地区
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$500~$1000
スルコ、サンボルハ、マグダレナマル、リンセ、ヘススマリア、バランコ地区
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$300~$500
サンミゲル、プエブロリブレ、セルカードデリマ、ラモリーナ、ブレ―ニャ、チョリオス地区
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そして人気が高いのはリマセントロの中の地域に集中していますが、同じリマ市内でも少し離れたリマノルテ、リマエステ、リマスルなどに行けばか価格も物価もぐんと下がります
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例えばリマノルテのコマスのアパートは60㎡で$150~$300で広告が出ていました。
税金も安く、物価も安いので同じ野菜が1/3の値段で買うことが出来るメリットはありますが、リマの中心地までバスで1時間はかかる、犯罪件数が多い、街の美意識の感覚が薄くてポイ捨てをする人が多い。。等のデメリットもあります。
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リマに住もうと思われる方は参考にしてみてください。調べている内に、ペルーは格差が激しすぎることが再認識しました。