日本でインスタにタピオカの写真が沢山アップされていましたね。日本でも話題沸騰だったタピオカの原料ご存じですか。キャッサバというお芋です。南米原産でスペイン語で「YUKAユカ」といわれます。ぺルー人は日常の食事でスープに入れたりフライにして食べている野菜です。とっても貧血予防にいいし、肌もきれいにしてくれると言います。
キャッサバのあれこれ見ていきましょう!



タピオカの原材料は南米原産のキャッサバというお芋
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一年万も食されてきたキャッサバ
紀元前9000年に南米に存在していたと言われます。ペルー地域では南部のパラカス文化(紀元前800~)の埋葬品にキャッサバを象った土器が発見されています。なんと、まあ大昔から人々に愛され続け食されてきた野菜なのでしょう。

ペルーの海外砂漠地帯を車で走ると沢山の畑が見えてきます。その中でもとうもろこしほど背は高くないけどジャガイモみたいに背が低くもない、すらっとまっすぐに伸びた作物がユカです。砂漠地帯でも栽培されますが、ペルージャングルには38種類のキャッサバが存在します。



キャッサバはなぜ貧血を防ぐ?
キャッサバは特に貧血を防ぎ、皮膚をすべすべにして、白内障予防にいいと言われます。
何故かというと、キャッサバに含まれる大量の鉄とビタミンCに秘密があります。
特に妊娠中や月経中の女性は鉄が不足しがちです。鉄が十分に足りてないと体に疲労感となって現れます。そして、貧血で倒れることも。

ダイエットやベジタリアンなどで肉を減らす人がいますが、ほとんどの野菜にはあまり鉄が含まれていないのです。そして、鉄はビタミンCと一緒でないと体に吸収されにくいのです。

調理されたキャッサバの半カップには2㎎を超える鉄が含まれています。そして、ビタミンCも25㎎も含まれています。この鉄とビタミンCのタッグが見事に体に吸収されていきます。
又ビタミンCはコラーゲンの生成を助けてくれます。お肌をふっくり滑らかなものへ変えてくれます。


ペルーアマゾンでは湿布として使用
一部のアマゾン住民では風邪や発熱を治癒すると信じられていますし、筋肉痛を和らげるためにキャッサバで湿布をつくり患部に当てているそうです。又、不妊症の女性ににキャッサバ風呂を勧めるんだとか。


現代のペルー人の食べ方
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半分に切って20分ほど茹でて塩を少しふって食べます。焼いたお肉とライスの付け合わせに沿えます。又、煮込み料理の時にキャッサバも一緒に煮ます。柔らかくなるともちもちした感触になり食べ応えがあり美味しいです。

スープを作る時に大量の野菜と共にキャッサバを一緒に入れると味にコクがでます。
私が大好きな食べ方はキャッサバフライです。茹でたキャッサバをつぶし中にチーズを入れて棒状にして油で揚げます。噛んだ時に外側がカリッとして中がモチっとしてチーズのトロリ感がたまらない絶品です。ついつい手が止まらず食べすぎてしまいます。
ペルーにはポテトチップス並びにユカチップスというキャッサバチップスも売られています。


ペルー神話ではキャッサバは罰を受けた
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昔々ビラコチャという太陽の子として生れ出た神がいました。ビラコチャは狩りを終えキャッサバの茂みの中に入っていきました。大昔のキャッサバはリンゴの木のように枝に実をつける形で栽培されていました。ビラコチャは一番大きい形の良いキャッサバを見つけもぎ取り食べようとしました。
すると、キャッサバが「食べるのはやめて下さい!」と食べることを拒んできたのです。
怒ったビラコチャはその日から、キャッサバを土の中で実を出すように罰をあたえましたとさ。


キャッサバをつかったお酒マサト
日本人の名前の様なお酒マサトは、古くから伝わるキャッサバの発酵飲料です。多くの場合は儀式で使われていたようです。紀元前に使用されていた船の残骸にマサトというお酒のユカスターチが発見されました。古代の人は噛んで唾液で発酵させていたと言われます。


[あなたも日本で流行中タピオカの原材料キャッサバをペルーに食べに来てくださいね!お待ちしています。〕